慢性腰痛の急性増悪の男性 1
HPをみて来院のBさん(50代男性・力仕事?)
以前から腰痛持ちだったそうですが、来院当日に急に腰痛がひどくなってしまったそうです。
年に2~3回はこんな状態になるそうです。
仕事で高崎にいらしていましたが「通院できないのですが、1回でも効果ありますが?」
当方は「1回でも変化を感じてもらえると思いますが、慢性痛を改善・安定するには至らないと思います」と返答しました。
「とにかく今が辛いのでお願いします」 と来店になりました。
来院時の状態は
前屈で痛い
立つとき痛い
捻ると痛い・寝返りで痛い
そうです。
腰椎ヘルニアの手術歴あるそうです。
施術
動作検査をすると立位体前屈は痛いものの、ある程度できます。まっすぐお辞儀は良いようですが少し捻る動きが入ると痛みがあるようです。
そして立つときは痛みがありますが立っている姿勢は痛みは軽いようです。
さらに検査すると、右腰背部(多裂筋)に痛みが発生するようです。
寝返りが痛いそうなので、立位・座位で施術を進めます。
肋椎関節の動きを出し、可動域を広げていきます。
次に前屈を仙骨の調整で可動域を広げていきます。
Bさんは痛みにフォーカスしているので、可動域が広がることには興味がないようで
「痛いです、変わりません。」を連発します。
「あまり施術が合わないようでしたら終わりにしますか?お代は結構ですので。」
「いえ、お願いします。」
「それでは痛みだけではないご自身の身体に集中してください。」
立ったり座ったりを再確認です。
「あまり変わりません。」
「どの動作の時に何処が痛いですか?」
「いえ、特に何処が痛いとかはないです。」
「先程の検査でははっきり痛みを教えてくれましたよね。」
「...」
キャラクターなのか、「変わった。楽になった」とは言いたくないようです。
「止めますか?」
「いえ、続けてください。」
続けます。
仰向けで寝返りの痛みを確認します。
「どうした時何処がどう痛いか、教えてください。覚えておいてください。」
胸肋関節と骨盤の動きを調整し再確認します。
「こうした時にまだ痛い」
それではと多裂筋の筋出力を上げておいて「これではどうですか?」
2、3度、寝返りの動作をした後に
「こうすると痛いです」
「今は寝がえりの痛みを調整しましたが、寝がえりはどうですか?」
「それはまあまあですが、仰向けでお尻を上げる動作が痛い」
どうしても変化改善に目を向けられずに痛みを探すようです。
座骨の調整をして腰の持ち上げを改善してから、起き上がるとスムーズに立ち上がります。
「今回はこれで終了です。どこか気になりますか?」
「今は大丈夫ですが...」
「慢性痛の改善には時間が掛かります。痛くないときも含めて日頃から治療を受け、日常的にセルフケアをしていく必要があります。普段地元で治療は受けていますか」
「特にやってないです。」
「痛いときだけの治療で、今ある痛みを改善するのはこれが精一杯です。」
立ったり座ったり・お辞儀をしたり足踏みで痛みが無いことを確認し終了しました。
慢性痛の痛みが取れない理由・原因はいろいろあります。
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