トレーニングで縄跳びをすると肩が痛い中学生 1
トレーニングで縄跳びをすると肩が痛いMさん(中学生・バドミントン)
種子骨炎の小学生のお姉さんです。
トレーニングの一環で縄跳びの二重跳びをすると、肩甲骨周辺が痛くなるそうです。
検査をすると骨盤・脊柱は緊張し肩の外転も動きに制限があります。
バドミントンをやっているので上肢の影響も強いと思い検査してみると、可動範囲は広がりますが、動きの渋さ腕の重さは残ります。
身体の疲労が影響してそうです。
早速脳脊髄液の循環調整から始めます。
循環調整後に残るひざ倒しの渋さは、下肢の筋膜の調整を行います。
が、いたる所の筋肉に圧痛があります。
かなり疲労が溜まっているようです。
付き添いのお母様に説明し、体液の循環を促すことをメインに施術を進めます。
背面から筋肉をポンプしてさらに循環を高めていきます。
一通り調整しても残るのは腹部の緊張と、広背筋の弱化です。
調整を進めながら話を伺っていくと、彼女は少し偏食気味で栄養面からも身体に負担がかかっているようです。
ストレスにならない手程度に食生活を改善することを勧めました。
腹部の緊張と広背筋の弱化はリメディ療法で改善しました。
確認すると下肢の重さも肩の動きも軽くなっていました。
今のコンディションでは強い刺激は逆効果になりかねないので、ソフトな刺激で出来る筋膜はがしのセルフエクササイズをお伝えして次回としました。