あなたの慢性肩こりの原因はどこから 2
慢性の肩こりで来室のSさん(60代女性)。
お勤めしていた頃からの症状で、かなり頻繁に揉みほぐしに通っていたそうです。
以前からのクライアントさんの娘さんの勧めで来室です。
訴えられた主な症状は
右肩がいつも凝って辛い
右股関節付近の動きが悪い・右足外側に痺れ感
正坐の時に両ひざに違和感
が気になっているそうです。
3~5回目(週1)
正座をしての両ひざの違和感はなくなり、右足の違和感・痺れ感も足首外側上部に限局されてきました。
右肩の凝りも「ゼロじゃないですけど、だいぶ楽です」となってきています。
このところ自宅のリフォームのために家の中を片付けているので、少し肩が凝りが戻っているように感じるそうですので、さらに深いところまでアプローチしていきましょう。
体幹の循環を高める操法で疲労を取ってから、前腕を緩めていきます。
「わ~ 肩の緊張が抜けていくようです~」
次は手掌
「これも楽~」
寝た姿勢で凝り感が取れたので座った姿勢で確認です。
「はんの少し芯が残っている感じです。」
疼痛誘発動作で検査すると、内臓が下垂して横隔膜を引っ張って、連鎖的に肩を引っ張っているようです。
横隔膜を緩めると
「すごく楽~ 首も楽になります」
右股関節・足首上部の痺れ感は循環を調整すると、ほぼ気にならないところまで改善していました。
硬い骨間膜を緩め外踝を挙上すると残っていた違和感も消失します。
セルフエクササイズでご自身で不快症状を軽減することも出来るようになってきたので、少しずつ施術間隔をあけてみましょう。
Sさんの慢性肩こりは、お勤め時代の手の疲労、今も手先の細々とした仕事が好きで腕や手に疲労が溜まり、さらに前かがみの態勢で腹部が緊張して、結果的に肩周辺の筋膜が常に緊張して肩が凝っていたと考えられます。
今までは原因(引っ張っているところ)をそのままに毎週のように肩(引っ張られているところ)を揉み解してもらっていたために、肩こりをこじらせてしまっていたようです。
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