正月休み明けに増える腰痛の「傾向と対策」
改めまして、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ここ10年位のデータですが、お正月休み明けには、腰痛での来院患者が増える傾向があります。
「ギクッときた」と言ってこられる方が多いのすが、多いのは慢性腰痛の人の年末年始での生活スタイルの変化による、一時的な悪化が多いようです。
年末年始の生活スタイルの変化で特徴的なのは、「過食による消化器への負担」や「あまり動かない・ゴロゴロしている」などが影響して良そうです。
また県北地域の方では「雪かき」、女性の方では「おせち作りや大掃除」などの家事で腰痛になる・ぶり返す人もいらっしゃいます。
〇消化器・内臓疲労による腰痛
疲労した内臓に関連する筋肉が緊張硬直してしまい(内臓体壁反射)、腰痛を発症してしまいます。
〇ゴロゴロしていてなる腰痛
当整体室ではおなじみの「寝腰」による腰痛です。インナーマッスルの弱化により正しい姿勢を保持できないので腰痛になってしまいます。
〇雪かき・家事などによる腰痛
ここ数年筋膜の繋がりによる施術をしていて見つけました。上肢(特に前腕や手掌)の筋筋膜の緊張が、筋膜ラインを通じて腰痛の原因となる人が増えています。
これらの要因が、もともと持っていた腰痛の原因を助長して、お正月休み明けに腰痛の悪化となってしまいます。
対策としてはそれぞれに
過食に注意する・インナーマッスルを衰えさせない・上肢の筋肉を緩ませるなどがあります。
が、一番大切なのは慢性腰痛をしっかり改善することです。
慢性腰痛は日頃の生活スタイルからくるものが多く、これらの改善をしていかないと、根本的な解決にはなりません。
常に腰が重いとか、ちょっと疲れると腰が痛くなるような人は、お正月を契機に慢性腰痛の改善を目指してはいかがでしょうか。
(もちろん個人の自由がありますので、自分は慢性腰痛が好きだとか、例え腰痛になっても生活スタイルを変える気はない、というに押し付けることはしませんが...)
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