手根管症候群と言われている手のしびれの50代女性 2
2019/10/01
富岡から来院のMさん(50代女性・パート立ち仕事)
しばらく前から左手のしびれが気になり、病院で診察は「手根管症候群」と言われています。
投薬などであまり変化がなく注射を提案されましたが、ネットで調べるとかなり強い薬で怖くなって通院をやめてしまったそうです。
地元の整体なども通いましたが変化を感じられず、今回ネットで当室のブログを見て来院されました。
来院時の状態は
左手手の平から指にかけてしびれる
薬指がばね指
腰が重い・張る
左肩は凝る
状態でした。
左骨盤・脊柱・左肩外転が硬い感じです。
2回目(2週間後)
少し間隔は空きましたが、
「しびれは楽になってきている。
手を使う、特に腕を挙上してして使うとしびれる。
前よりもしびれが早く治まる。」
症状が限局されてきたようです。
一定の効果を実感されているようでした。
肩の外転の検査やひざ倒しの検査でも動きが良くなっていました。
しっかりセルフエクササイズを行ってくれたようです。
しびれが一番気になるのはドライヤーを使うなど、腕を挙上した時だそうです。
脳脊髄液の循環を調整して体の疲労をとった後、腕挙上時のしびれを指標に疼痛誘発動作をかけていきます。
肩甲骨周辺・前胸部・前腕などで反応が得られました。
最も変化が確認できた前腕部から調整していきます。
前腕の長掌筋周辺の深部の筋筋膜でしたので、運動法を使って緩めていきます。
次は前胸部、小胸筋・前鋸筋などに圧痛がありましたので、圧痛を取りながらリリースしていきます。
肩甲骨は外縁の筋が硬直していました。
ここまでで再度評価をすると
「腕を上げてからしびれてくるまで時間が掛かるようになりました。」
もう少し追いかけてみます。
検査ではドライヤーに模してある程度の重量物を持っての挙上でしたが、何もモノを持たないとさらにしびれが時間が掛かるようです。
重さなのか、握る動作なのか...
術者の手を添えて抵抗をかけて挙上してもしびれ感が軽いので、握る動作にも問題ありと診立てて手掌の筋筋膜を探っていきます。
3指4指間に圧痛があり、この圧痛を緩めると大幅にしびれが軽くなりました。
最後にもう一度脳脊髄液の循環を整えて次回としました。
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