ぎっくり腰が長引くパートのママさん 1
2023/12/22
「先週のぎっくり腰がなかなか改善しない」と来院のFさん(30代女性・パートのママさん)
10日ほど前に「朝食の用意をしていて」腰痛になり、1週間くらい近所の接骨院へ通ったそうです。
接骨院では「ぎっくり腰でしょう」と言われ、腰を温めたり電気治療を受けていたそうですが、痛みは軽減しなかったそうです。
「このまま続けても良くならない」ような気がして、お友達に聞いて来室されました。
来室時の状態は
お辞儀も腰を反らすのも痛い
座っているほうが痛い、立っているほうがまだ楽、
いつも腰に鈍痛がある
状態でした。
子育ての傍らパートでお仕事をされていて、いつも忙しく毎日があっという間に過ぎるそうです。
骨盤・脊柱は可動性がなく、肩の外転も左右とも120度くらいで苦しくなります。
仰向けになると起き上がるのに時間がかかる恐れもあるので、座って下肢の緊張を緩めることから始めました。
脛骨内側の硬結を押さえていると、座位での前屈後屈が徐々に改善できました。
次に腹部の深層筋を緩め、座位で腸骨活点を取ると前屈・立ち上がりはゆっくり丁寧に動けば、ほぼ痛みが取れました。
「スゴ~い」
育児やパートで腕の疲労もありそうなので、手三里を撮ってみると更に動きはスムーズに。
ここまでで仰向けになれそうなので、施術台へ載ってもらいます。
仰向け足を伸ばすとまだ腰に違和感が出るそうなので、もう一度腹部の深層筋を緩めていきます。
少しの間であれば仰向けでいても大丈夫そうなので、硬膜の歪みを調整して脳脊髄液の循環を高めていきます。
ゆっくりであれば膝倒し出来るようになり、寝返りをしても強い痛みはなくなりましたが、
「何となく腰の重だるいような鈍痛が気になります」と。
それではと、井穴を使って経絡の問題をチェックして行きます。
泌尿器系と消化器系などの、内臓疲労は関係ありそうです。
井穴の刺激をしておいて経絡の流れを調整していきます。
更に腸骨活点で骨盤を締めていきます。
「腰に力が入るようです。」
寝返り・起き上がり・お辞儀・後屈も痛みは大幅に軽減してくれました。
今回はここまでとし、注意事項を説明し次回としました。
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