股関節痛で３年ぶりに来室のクライアントさん １
３年ぶりに来室のＮさん（５０代・会社員さん）
１０年位前からのクライアントさんです。
以前は睡眠障害や身体のこわばり・胃の不快感などで通院されていましたが、その後は改善し眠剤も手放し職場に復帰されていました。
今回は３週間くらい前からの左股関節痛で相談に見えられました。
来室時の痛みは
椅子から立ち上がるときに左そけい部から臀部にかけて痛い、
特にしばらく座った後は痛みが強い、
右肩に外転時の痛みがある（五十肩だったそうです）
施術
以前ほどではありませんが、骨盤・脊柱にこわばりがありましたので、硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
膝倒し・股関節の内外転は改善しましたが、股関節屈曲痛が残りました。
疼痛誘発動作で施術場所を探していきます。
臀部・大腿部・腹部．．．腹部で少し反応がありました。
もう少し特定していくと骨盤内の深層筋で屈曲痛が消失することがわかりました。
触れていくと痛みが出やすい所なので表層から少しづつ緩めていきます。
数分かけて緩めていくと
「だいぶ良いみたいです。」
起き上がって座位からの立ち上がりを確認します。
「まだちょっと気になります。」
立ち上がるときの違和感は腸骨の関節動作法で取れました。
長時間座ってからの確認は職場で確認してもらいます。
セルフエクササイズのおさらいをして次回としました。
痛みがあって来室してこう言っては何ですが、以前から見ると健康そうなＮさんの姿を見られてうれしかったです。
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