アキレス腱痛・種子骨炎・オスグットの中学バスケ部 2
(ご両親の)知人の紹介で来院のS君はバスケ部の中学生。
ご相談の症状はアキレス腱痛・種子骨炎・オスグットなどのスポーツ障害で、痛みのため部活は今は見学しているそうです。
具体的には
アキレス腱痛と種子骨炎は右足、オスグットは両足に症状があり
種子骨炎とオスグットは去年秋から、アキレス腱痛は1カ月ほど前からの症状です。
主に走ったりジャンプをすると痛みあります。
種子骨炎とアキレス腱痛は圧痛もありました。
2回目(1週間後)
「部活の練習に復帰し、1週間通して練習が出来ました」
練習終盤など疲れると右拇趾付近の種子骨炎は少し気になりましたが、アキレス腱痛・オスグットによるひざ痛は出ませんでした。
種子骨炎も症状的にはだいぶ軽かったそうです。
施術前の確認時もジャンプや屈伸をして
アキレス腱痛 なし
ひざ痛 少し違和感
種子骨炎 ジャンプでは痛みなし・圧痛は少しあり
でした。
見事な回復力です。
種子骨炎の圧痛からチェックしていきます。
前回は全体的にリリースした右足アーチ側面に1か所硬結がありました。
この硬結を押圧すると種子骨炎の圧痛は消えます。
この硬結が問題のようです。
この硬結をリリースしようとしますが、なかなか緩んでくれません。
種子骨炎の圧痛が取れるくらいには緩んだので次に行きます。
ひざの屈曲時の違和感は大腿部のリリースで解除できました。
大腿部はバスケの練習のランニングやジャンプなどで疲労しやすいので、セルフエクササイズはルーティンにする必要が有りそうです。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を高めていきます。
膝倒しでの違和感を指標に下肢の緊張を取っていきます。
左右とも内側クロスポイント大腿後面・側面の癒着が目立ちました。
脛骨内側の圧痛点を使って内側クロスポイントを緩めていきます。
右の内側クロスポイントを緩めると、アーチ側面の硬結も取れていました。
彼の場合、ランニングやジャンプ(踏切りは右足)で負担が強くなるとアーチ側面へ影響を及ぼし、種子骨周辺の痛みとなるようです。
もう1度ジャンプや屈伸をして、ひざ・アキレス腱・種子骨炎の痛みが出ないことを確認して次回としました。
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