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種子骨炎で足をつくと痛い会社員 1

   

ネットで「種子骨炎」でヒットしたと30代男性会社員さん。

ランニングが趣味で週5で走っているが、2か月位前から右拇趾付け根が痛くなり治療院を探していたそうです。

来室時の状態は
右拇趾付け根を押すと痛い
歩くと・荷重がかかると痛い
状態です。

施術

骨盤・脊柱共に遊びが少なく弾力がない状態です。

肩の外転が可動制限があったので、筋筋膜の施術の説明がてら手掌からリリースして可動域を広げていきました。

施術に前向きになったところで、種子骨の圧痛を解除していきます。

脛骨内側の遠位端からひざ下近くまで、広範囲に硬結があります。

圧痛を確認しながら硬結を取っていきます。


一度にすべては取り切れませんが、影響度の大きいところを重点的に取っておきます。

本人にも圧痛の変化を確認してもらいます。

「明らかに軽くなっていますね、不思議です。」


次に脳脊髄液の循環を調整してから、腹部を調整していきます。

「鍛えている」のかもしれませんが、仰向けになっても腹部がガチガチです。

これでは脚部もしっかりと動きません。

表層の筋からじっくり緩め、逆に深層の筋は働くように調整します。

臀部・背部も同様に深層筋を働くように調整します。



ここで一度立ち上がって確認してみます。

「結構楽ですね、歩くのは軽くなりました。」

気になった開帳足をテーピングで締めると

「変わりますね、さっきよりも楽になります。」

初回は深追いせずに終了、注意事項を説明して次回としました。

ランニングは少し休んでもらい、セルフエクササイズで状態を上げていきましょう。



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