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有痛性外脛骨と診断された足首痛で来院の高崎市の中学生 2

   

「有痛性外脛骨も見てもらえますか?」と問い合わせをいただいたのは、高崎市内の中学サッカー部I君のお母さん。

 

夏休み中の合宿で左足首を捻ってしまい、接骨院で治療を受けていましたがなかなか痛みが取れなかったそう。

1カ月くらいたってから整形外科を受診したところ「有痛性外脛骨でしょう」と診断され、あまり激しい運動は控えるように言われたそうです。

このままサッカーを諦めるか...

知り合いの息子さんが当院でオスグットが改善した話を聞き、来院されました。

 

来院時の痛みの状態

最初の捻挫直後は歩くのも痛かったそうですが、今は歩くのはほぼ痛くないそうですが走ると痛みがあるそうです。

試しに縄跳びジャンプをしてもらいます。

着地の時に左足首内くるぶし下付近に痛みが出ました。

内くるぶし下には圧痛もありました。

 

2回目(1週間後)

練習は別メニューでしたが

「思ったよりも出来た。

軽めの練習(ランニング・パス練習)は大丈夫。急に走ったり止まったりはちょっと痛い。」

状態でした。

 

施術前の確認でも、両足のジャンは痛みなしでしたが片足でのケンケンや反復横跳びの動きでは

「まだちょっと痛い」

状態です。

内くるぶし下の圧痛は取れていました。

 

右肩の上りも、前回よりも上がりますが、160度位でした。

 

まずはこの1週間の疲労を取っていきます。

脳脊髄液の循環を促して、筋膜の緊張を緩めていきます。

 

部分的に筋膜の緊張の残るところを、関節の可動性をチェックしながら探しリリースしていきます。

左の下腿部・大腿部は緊張・癒着が強い様でしたので剥がすようにリリースしていきます。

 

うつ伏せでもう一度脳脊髄液の循環を促していきます。

 

次に足首の関節可動域をチェックしてきます。

足首並びに周辺の足根骨などの可動性はほぼ正常でした。

 

1度起き上がってジャンプ・片足ケンケン・反復横跳びを試してみます。

ジャンプはOK

片足ケンケンもOK

反復横跳びはもう少し、違和感が残りました。

 

反復横跳びをしてもらいながら疼痛誘発動作をかけていきます。

殿筋群で反応がありました。

立位のままリリースをしていきます。

 

もう1度検査です。

「だいぶ良いです。ほとんど気にならないです。」

練習時の注意事項(遠位の脛腓関節の固定)を説明して次回としました。

 

「以前は家でもイライラしていましたが、痛みが軽くなった(希望が持てた)せいか、落ち着いてきたように思えます。」

良かったですね!

 

改善が実感できる整体を目指しています。

 

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