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有痛性外脛骨で再来室の中学生女子剣士 1

   

有痛性外脛骨の痛みで来室のSさん(中一・剣道部)

中学に入って剣道を始めた女性剣士です。

初診は4月下旬(約5か月前)で、脳脊髄液の循環調整と筋筋膜へのアプローチで2回の施術で痛みが再発しなくなっていました。

ところが夏休みも終わりに近づいたころ、3日間の集中稽古の後から外脛骨の痛みが再発してしまったそうです。

お伝えしていたセルフエクササイズで痛みは軽くなるものの取り切れないようで、再来室となりました。


来室時の状態は

右足首内側に圧痛がある、

歩くと違和感・踏み込むと痛みがある、

状態です。

 

座位の検査では骨盤の硬さはありましたが、脊柱・肩の外転は可動性がありました。


右足くるぶし内側の圧痛は脛骨内側の筋膜アプローチで改善してくれました。


脳脊髄液の循環調整をし、下肢の筋膜ラインに沿って筋膜を緩めていきます。

指標のひざ倒しがスムーズになったところで、立位で再検査をします。


「ちょっと楽です。10→7くらい」

あまり痛みは改善していないようです。


立位のまま疼痛誘発動作で施術ポイントを探っていきます。

下腿部・大腿部・腰背部・腹部...

腹部で反応がありますが、筋肉ではなさそうです。

 

内臓の反射点や井穴を調べていくと、小腸経で反応があります。

内転筋(内臓と関連します)を調べると、かなり強い圧痛があります。

内転筋の圧痛も踏み込んだ時の外脛骨の痛みも、小腸・小腸経への刺激で大幅に改善します。

これで10→3くらいまで軽減しました。

残る痛みは回盲部のリリースで取れてくれました。

検査時の数回の踏み込みでは痛みは再現されなくなりましたが、疲労が溜まっているようなので練習では徐々にペースを上げることをアドバイスしました。


原因ははっきりしませんが、何らかの理由で内臓疲労が溜まり結果的に弱い箇所(彼女の場合外脛骨の痛み)になったと考えられます。

 

食事の工夫、内蔵ケアの方法、セルフエクササイズを指導して次回としました。


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 - 有痛性外けい骨