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ひざ痛でオスグットと診断されたバスケ部の中学生 1

   

膝痛でオスグットと云われたバスケ部のK君(中2)

1カ月位前から右膝が痛くなり、病院ではオスグットと診断されストレッチを指導されていました。

しかし思った様に改善せず口コミ(知人のお子さんのオスグットが当室で改善してたそうです)で当室の事を知り来室されました。

 

初回来室時の状態は

しゃがむ・走る・ジャンプすると右膝が痛い

ひざ下に圧痛がある

状態です。

最初に「オスグットもやりようによっては痛みが取れる」ことを理解してもらうためにセルフエクササイズから始めます。

最初に膝下の圧痛を組織復元法で改善していきます。

最初は軽く触れるだけでも痛かった膝下も、組織復元法をかけていくとかなり痛みが軽減していきます。

ここで膝の屈伸を確認します。

「まだ痛いです。」

膝関節の不正な動作は残っています。

そこで膝関節の動きを調整する関節動作法を数回。

「まだ痛いです。」

とは言っても、先程までは痛みでお尻を下までおろせなかったのが、下ろせるようになっています。

付き添いのお母さんの方が驚いています。

今度は膝下を締めててみます。

「さっきよりも楽です。」

今度はK君も改善が実感できたようです。

取りあえずはセルフエクササイズでも、オスグットの痛みが軽減出来る事を体感したところで本格的な施術に入ります。

座位の検査では骨盤・脊柱とも弾力性が失われています。

特に右肩は挙上時に痛みがあるようです。

次に膝倒し・ひざ抱え・カカト伸ばしなどの動きを確認してみると、右股関節の動きに制限があり臀部に痛みが出ます。

現在の身体の状態を確認したところで、硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を高めていきます。

数分の施術で膝倒し・膝抱え・カカト伸ばしの動きは軽くなりました。
右股関節の動きの渋さと右肩の痛みは軽減していますが、まだ少し残っていました。
TL検査で問題個所を探していくとアキレス腱で反応がありました。

アキレス腱周辺を調整すると股関節の動きがスムーズになり、右肩の痛みも取れてくれました。

「身体は繋がっているんですねぇ。」

とお母さん。

ここで再度確認です。

仰向けの姿勢でのひざの屈曲痛は取れていました。
ひざ下の圧痛も違和感ぐらいまで軽減しています。
起き上がって屈伸・ジャンプを試してみます。
痛みは少し残りますが屈伸も出来るようになり、ジャンプ時の膝痛も半減していました。

最後立位のままアキレス腱を調整すると屈伸時の痛みはほぼゼロに。
ここでもう少しとも思いましたが、深追いせずに終了としました。

セルフエクササイズをおさらいして次回としました。

当室ではオスグットは成長痛とは考えていません。

オスグットは成長期でも改善出来ます。諦めずにご相談ください。

(当日予約も可)

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