勢い良く座ってから?半年以上続く尾骨痛の小学生 3
立ったり座ったり、歩き始めで尾骨周辺が痛いKさん(小学生・女子)
去年の夏に勢い良く座って臀部を打撲?してからの症状です。
病院でMRIを撮って尾骨の変位を指摘されましたが、お薬の処方では改善しませんでした。
時間の経過で少しずつ緩和したそうですが、ここ2週間くらい痛みがぶり返してしまったそうです。
来院時の症状は
立つ動作・座る動作で痛い
座っていても痛い
寝ていても痛みで熟睡できない
状態でした。
3回目(1週間後)
以前よりも少しずつ楽になっているそうです。
立つときの痛みはなくなり、座るときに腰部に痛みが少し残ります。
しばらく座っていると腰部に痛みが出ます。
仰向けでの腰痛はほぼ無くなりました。
残った痛みは腋下から上肢の筋緊張をとるとその場で軽減しますが、自分で緩めようとすると手・腕が疲労してしまいイタチごっこになってしまいます。
彼女の腰痛・尾骨痛のキーポイントはやはり腕のようです。
仰向けで硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
下腿部・前腕部を緩めてから、さらし固定で締めておきます。
この状態だと寝返りを打っても起き上がっても、座っても痛みはほとんどありません。
締めた状態のまま下腿部から緩めていきます。
アキレス・足底・ふくらはぎが緊張していました。
次は前腕・手掌です。
虫様筋・前腕の屈筋群が緊張していました。
さらし固定をしたままであれば、ほとんどの動きでは痛みが無くなります。
座っている時の痛みが少し残りました。
疼痛誘発動作での反応はやはり腋下周辺、しっかりリリースしていきます。
最後首近辺の張り凝り、特に下を向いた時の背中の張りを訴えましたので、関節動作法で動きを付けて終了としました。
これで確認できる動き・姿勢での痛みはだいぶ解除できました。
なるべく前腕・下腿部のさらし固定を続けてもらって、更なる改善・安定を目指します。
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