再発したぎっくり腰がなかなかな改善しない会社員さん 1
ぎっくり腰がなかなか改善しないと来室のFさん(30代会社員)。
当整体室へは知人の紹介で相談のお電話を頂きました。
最初は5月頃、草野球のプレー中にぎっくり腰になってしまったそうです。
その時は鍼灸整骨院へ通って1カ月位で痛みが軽くなり、2カ月位で野球も再開していたそうです。
しかし10月の中旬に仕事中に腰を痛めてしまい、そこからはなかなか腰痛が改善しないそうです。
動作確認をすると
右足に体重が掛る動作はすべて痛みがあり
その他に捻る動作に痛みが発生します。
仰向けで足を伸ばすと痛みがあり
寝返りも痛みがあります。
右肩も挙上時に痛みがありました。
痛みを再発させてしまい改善しにくくなった状態は、例えて云えば「身体がへそを曲げて言うことを聞かない状態」なので、何はともあれ身体の言い分を良く聞いてあげる様な施術をします。
どうにされるのは嫌で、どうに動くのは楽で、どうしていると気持ちがいいのか?
身体の言い分を聞きながら楽な姿勢・楽な動作を、疲れない程度に繰り返していきます。
仰向けでは腰に痛みがありましたので、まずは仰向けになれるように施術をしていきます。
Fさんの場合、仰向けでも右足四の字左バンザイをしていると痛みが消失するので、この姿勢で軽く伸びをしてみます。
「腰が伸びて気持ちがイイです。」
3回繰り返すと仰向けで足を伸ばせるようになりました。
ここで硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促す施術を行います。
「腰が楽になっていくのがわかります。」
元々は身体の感受性は高いのかもしれないですね。
うつ伏せでカエル足を行い股関節の動きを調整した後、肩甲骨の可動を付けていきます。
腰痛と肩甲骨はかなり関係があります。肩の挙上痛も腰痛の前触れだったかもしれません。
ここで一度起き上がって再検査です。
「右足に体重をかけても痛くなくなりました。肩も軽いです。」
「痛みが取れた = 治癒 ではありません。今回はしっかり改善しないとぎっくり腰が癖になりますよ。」
次回予約を入れて終了としました。
Fさんの腰痛は、ぎっくり腰の治りかけで(本当の原因である歪みとかが取れていないのに)、また無理をしてしまい再発してしまったようです。
ぎっくり腰が癖になるとか、ぎっくり腰から坐骨神経痛になってしまった等は、本当の原因がそのままで痛みが軽くなったからと無理をした結果、再発し慢性化してしまうことが多いようです。
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