前屈・後屈・回旋で腰が痛い、日頃から厳しい訓練を積んでいる公務員 1
腰痛を訴え来店のSさんは、10代の公務員さんです。
日ごろから厳しい訓練を積んでいて、時折腰痛を感じていましたが、以前は1,2日で治まっていたそうです。
今回は2週間くらい前からの腰痛で、なかなか治まってくれないそうです。
来院時の状態は
前屈・後屈・回旋で腰が痛い
状態です。
思い当たるところとしては、2,3週間前から新たな筋トレのメニューが加わったそうです。
確認をすると前屈後屈回旋とも痛みと可動制限がありました。
仰向けで両ひざ倒しから始めました。
右倒しで左腰背部に痛みが出ます。
当室の施術方法などを説明しながら、疼痛誘発動作で施術ポイントを探していきます。
アキレス腱で反応がありました。
アキレス腱をリリースすると
「さっきよりも良いです。最後にちょっと...」
最後にちょっと違和感が残るのは骨盤部の深層筋で解除できました。
両足挙上の検査をすると挙上時の重さ・90度付近での痛みがありました。
身体に疲労が蓄積しているようですので、脳脊髄液の循環を調整して、疲労を解消していきます。
調整後は可動域が広がりましたが、やはり最後のところで痛みが出ました。
この痛みは腰背部の深層筋で解除できました。
一度起き上がって確認します。
前屈は最後少し残る
回旋は痛みなし
後屈時の痛みが一番残ったようでした。
最初少し残る前屈痛を間接動作法で解除していきます。
数回の動作で解除できました。
最後に後屈痛ですが、手こずりました。
骨盤部・腹部・胸部・腰背部と検査してきますが、腰背部で少し変化があるものの痛みが残ります。
脚部を探していきます。
大腿部・下腿部と反応が得られませんでしたが、拇趾中足骨で反応が得られました。
日ごろから編み上げのブーツで訓練しているので、足に負担が残っていたようです。
土踏まず側部を中心に筋膜を剥がしていきます。
もう一度後屈の確認です。
「だいぶ反れるようになりました。」
普段は隊舎での生活で外出もままならないので、セルフエクササイズのおさらいをしっかりしました。
腰痛が安定しないようであれば早めに再来店をするようにお伝えして終了しました。
日ごろから厳しい訓練を積んでいるので、身体に疲労が溜まっているところに筋トレが加わり、症状になったと思われます。
しっかりと訓練をするためにもセルフケアをしっかり行って、疲労を解消してください。
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