脊柱管狭窄と言われている慢性腰痛の60代男性 1
2022/01/25
当室で脊柱管狭窄症と言われた腰痛が改善した義姉の紹介で来室のS さん(60代男性)
2年位前からの腰痛で、特に長く歩くと腰から脹脛にかけて痛くなるそうです。
義姉にお伝えしたセルフケアを教わって行ったら、ご自身の腰痛にも効いたので来室されました。
来室時の状態は
歩いていると(20~30分)下肢に痛み・痺れがでて、休まないと歩けないそうです。
座位や仰向けうつ伏せでは特に症状は無いそうです。
病院では脊柱管狭窄症と診断され、痛み止めを処方されたそうですが、
あまり効果を感じないため現在は特に通院はしていないそうです。
Sさんのような、立位や歩行時に痛みが出るが、座位や仰臥位ではあまり痛みを感じない場合、当室では足からチェックして行っています。
義姉さんの腰痛も足の施術で改善し、お伝えしたセルフケアも足趾に関するものでした。
Sさんの場合も、足趾は問題がありました。
最初に脳脊髄液の循環を調整し、全身の状態を整えました。
次に問題のある足趾・趾骨間を調整していきます。
この調整は少し痛みを伴う調整ですが、Sさんは「痛気持ちいい!」と受け入れてくれました。
念のため右側の足趾も調整しておきます。
足趾の調整の後一度起き上がって状態を確認してもらいます。
「まだ少しありますが、かなり取れています。」
立位で体幹の深層筋へ疼痛誘発動作をかけると
「かなり楽です。」
立位のまま体幹の深層筋を緩め再確認
「良いです、残っていても1か2です。」
症状も8割方取れたので深追いせずに次回としました。