雪かきで腰痛になってしまった、当ブログ読者の会社員さん 1
「ブログで、雪かきをして腕の問題で腰痛になったのを見たんですが、そういうこともあるんですか?」と来院のRさん(40代・会社員)
先月1度目の雪かきで腰痛になってしまい、会社近くの接骨院へ通っていました。
ようやく緩和したところで2度目の雪かきをする羽目に。
再び腰痛が悪化し、治療法を変えてみようと思いついて来院となりました。
以前から当ブログは「へ~ 本当かな?面白そうだな。」と見ていてくれたそうです。
ありがとうございますm(__)m
症状の緩和はもちろんですが、セルフケアの方法を教えてほしいそうです。
前向きなクライアントさん、大歓迎です。
来室時の状態は
前屈みが痛い
後反らしも辛い(痛いというよりもそもそも反れない)
座っていて立つとき痛い(寝た姿勢から起き上がるときも痛い)
状態でした。
施術
寝た姿勢から起き上がるのが痛いそうなので、最初は座位から始めます。
骨盤・脊柱はガチガチです。
肩の外転も100度位までしか上がりません。
「思ったより腕は上がらないものですね。」
「本来は真上まで挙がって耳に付くくらいが良いですけどね。ちょっと疲れているみたいですね」
腕の疲労が確認できたので、前屈を指標に疼痛誘発動作で腕を中心に検査していきます。
母指球
「あれ~?」
前腕
「楽ですね~」
上腕
「これが一番楽です!」
取りあえず上腕を緩めて、再度前屈を確認してみます。
「いいですねぇ!腕からの腰痛ってこういうことですか?!」
「もちろんこれがすべてではありませんが、腕の疲労で腰痛になることもあるんです。」
立ったり座ったりも
「さっきよりも全然いいです。」
寝転がれそうなので仰向けに。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を高めていきます。
先程の上肢のポイントを再度リリースしておきます。
右膝倒しでの腰背部の張りは、肩甲骨周辺で解除できました。
次はうつ伏せになろうと寝返りを打つと痛みが出たので、検査をすると今度はアキレス周辺で。
アキレス腱からふくらはぎにかけリリースすると寝返りも楽に。
うつ伏せで下肢から上体にかけて筋肉をポンプして再度検査。
寝返り ⇒ OK
起き上がり ⇒ ちょっと腰が気になる
立ち上がり ⇒ OK
前屈 ⇒ ちょっと気になる
後反らし ⇒ 痛くはないが反れない
所まで改善できました。
骨盤・脊柱の弾力性も出てきました。
肩の外転も「耳まで」とは行きませんでしたが、ほぼ180度まで上がります。
「挙がりますねぇ」
立った姿勢での検査で前屈・後反らしとも腹部の深層筋で改善できることが判りましたので、その場でリリース。
前屈 ⇒ かなりいい
後反らし ⇒ 反れるようになった
試しに寝た姿勢からの起き上がりもOKでした。
セルフエクササイズのおさらいをして次回としました。
施術後に
「こんなに身体って変化するものなんですねぇ」
としみじみ...
「個人差がありますが、急性的な疲労からくる痛みは取れやすいようですよ。」
「今の段階では、身体は悪い状態に戻ろうとするので、しっかりセルフエクササイズしてください。」
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