1年前から痛い、ひざ痛の自営業男性 4
2018/10/12
1年前からのひざ痛で高崎市内から来院のOさん(60代後半男性、自営業)
1年位前からの痛みで、病院で足底板などで治療を受けていたそうですが、痛みに改善は見られなかったそうです。
痛みのためか歩行時は右足が外旋気味で、引きずるように歩いています。
右足を庇う癖がついているようです。
来院時の状態は
歩くと痛い
膝を曲げると痛い
階段の昇り降りで痛い
重いものを持ち上げるとき踏ん張ると痛い
状態でした。
膝周辺には若干の圧痛がありました。
膝の他に右肩も可動制限・可動痛がありました。
4回目(3日後)
階段昇降やお店での作業時はほとんど気にならないそうです。
が、長く歩いたりすると右膝蓋骨内方下方に、それほど強くはないものの痛みが出るそうです。
来院時に確認すると軽く圧痛もあります。
場所的には縫工筋の付着部なので、縫工筋を緩めると圧痛は消えます。
足踏みでの痛みも消えますが暫く(数十歩)足踏みをしていると違和感が出るそうです。
今回はこの痛みをターゲットにしました。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促した後、足踏みをしながら疼痛誘発動作をかけていきます。
今まで反応のあった腹部の深層筋は反応しませんでした。(しっかり体操できているみたいです)
検査していくと殿筋群と内側クロスポイントで反応がありました。
反応の大きかった殿筋から詳しく検査していきます。
右の殿筋は筋出力も落ちています。
筋硬結を緩めていくと筋出力も上がったので、もう一度足踏み検査をしてみます。
「好いみたいね、さっきよりも長く足踏みできるみたい。」
痛みは軽減しましたが、すこし右足荷重時に踏ん張れない感じ、安定しない感じが残るようなので、下腿部の骨間膜を調整してみます。
「だいぶしっかりしてきたね。」
大分安定した歩様になってきました。
まだ歩く時は足を引きずるような癖が出ますが、これは少しずつ意識して訓練してもらいましょう。
完全予約制 (当日予約も可)
今すぐお電話を 027-326-3323
ホームページを見たとお電話ください。
メールでのお問い合わせはこちらから⇒ |