メンテナンスのクライアントさん、逆側の足底筋膜炎の痛み 4
毎月定期的にメンテナンスに来院されるFさん(50代男性・公務員)
昨秋に心臓のカテーテル手術を受けて、術後の経過は安定していて、現在は空手の稽古も始めているそうです。
しかし、手術後に右足に足底筋膜炎のような痛みが出るようになってしまいました。
(当初は左足の足底筋膜炎が主訴でした。)
右足底のカカトの内側には圧痛があり、長く歩くと痛み・起床時の歩き初めは痛みがあるそうです。
全体的には軽減して来ていますが、長時間の歩行・立位での痛み違和感は残りセルフエクササイズで痛みが緩解するものの戻りやすく、取り切れていませんでした。
6月中旬の施術
ゴルフなどで長く歩いた時などに痛みがあるものの、強い痛みはなくなっていました。
アキレス腱周辺を緩めると違和感も緩和する状態でした。
戻りの原因を探していきます。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
残るひざ倒しの渋さは、大腿後面・側面の筋膜リリースで取れてくれます。
これで足踏み等の違和感は取れますが、戻る原因がまだあるはずです。
腰椎・骨盤・股関節・膝関節・足関節などの可動域をチェックしていきます。
右の股関節の渋さが残っています。
以前から右の股関節は渋めでした。
これまでは大腿部の筋膜の癒着を剥がすことで可動性を出していましたが、今回は視点を変えて腸骨稜の詰まったところを(腸骨活点)取っていきました。
腸骨の溝をあけて腸骨活点をとる手技はかなり痛かったようですが
「ずいぶんいいですね。」
足踏みも楽になりました。
腸骨活点のセルフ版を指導して次回としました。
7月上旬の施術
「もうほとんど気にならなくなりました。」
腸骨活点のセルフケアが功を奏したようです。
日常的に空手の稽古などで骨盤が硬直しやすいのでしょうか?
朝の数歩の歩き初めの痛みも、腸骨活点をやった後は気にならなくなったそうです。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促した後は、大腿部の筋膜を剥がしておきます。
右肩の動きが少し渋いのは左の腸骨活点で改善しました。
上半身・下半身とも腸骨活点で変化が出ることも多いですね。
足底の痛みも取れ状態も安定しているので、今まで通り月1回のメンテナンスに戻しました。
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