起床直後が最も痛い、足底筋膜炎と言われたカカト痛 2
歩行時にカカトが痛いと来室のDさん(30代女性)。
子育て・家事で忙しい毎日だそうです。
半月ほど前から歩行時に右足を付くとカカト付近が痛くなってしまいました。
病院では「足底筋膜炎」と云われストレッチを指導されましたが、痛みは変わりませんでした。
接骨院では踵周辺に電気治療を受けましたが、治療のあとはかえってズキズキしてしまったそうです。
当室へはブログを見て来室となりました。
初回来室時の痛みは
右足を付くとカカト(土踏まずとカカトの境辺り)が痛い、
痛い部分を付かないように歩いていたので
カカトの外側も付くと痛い、
痛いカカトは圧痛もありました。
普段の歩行時も痛みがありますが、起床直後やしばらく座っていた状態からの歩き初めが特に痛いそうです。
2回目(5日後)
起床時が一番痛いということで、今回は朝一(8時)に来てもらいました。
施術後の起床時足底の痛みは「半減しました」、
普段の歩いていて痛みはほとんど気にならない、動き初めの痛みも半減位の改善度合いでした。
全身の動作確認からしていきます。
右側の骨盤・肩甲骨・肩の動きは前回よりもよくなっていますが、少し渋い感じ。
膝倒しでの腰の痛みはなくなっていました。
次に来室時にある足底の痛み(立ち上がるときに軽い痛み)の検査。
疼痛誘発動作をかけて痛みの軽減するポイントを探していきます。
前回の○○筋とは別の△△筋で「そこで痛みが無くなります!」と反応がありました。
ポイントを確認できたのであとは通常の流れで、脳脊髄液の循環を調整し反射を消していきます。
筋肉のポンプをして再確認すると、右の骨盤・肩甲骨・肩の動きもスムーズになっていました。
疲労も取れやすくなっているようです。
そして△△筋をカウンターストレイン&METで緩めていきます。
前回少し痛みの残った、大股での足の踏み出しをしてみます。
「今は大丈夫みたいです。」
立ち上がりの足底も
「今は大丈夫です!」
○○筋と△△筋のセルフエクササイズを指導して次回としました。
これらの筋肉は足底から大分離れた筋ですが、多くの場合足底の痛みにかかわっているようです。
足底の痛みも足底だけ治療だけでは改善に時間がかかります。
なかなか改善しない足底筋膜炎と言われた痛みも、しっかりとした原因の検査と施術・セルフエクササイズで早期改善も可能です。
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