メンテナンスのクライアントさん、逆側の足底筋膜炎の痛み 3
毎月定期的にメンテナンスに来院されるFさん(50代男性・公務員)
昨秋に心臓のカテーテル手術を受けて、術後の経過は安定していて、現在は空手の稽古も始めているそうです。
しかし、手術後に右足に足底筋膜炎のような痛みが出るようになってしまいました。
(当初は左足の足底筋膜炎が主訴でした。)
右足底のカカトの内側には圧痛があり、歩くと違和感・起床時の歩き初めは痛みがあるそうです。
痛みも軽減してきていましたが、所要のため施術間隔が空いてしまいました。
今回(2か月後)
「右足底の痛みは強くなっていませんが、痛みが残っています。アキレス腱のストレッチをすると幾分いいみたいなんです。」
痛みの場所は前回までの踵の内側ではなく、踵の真下になっていました。
指で押しての圧痛と足踏みをしての痛みがありました。
痛みの場所が変わっていたので、圧痛の直接的な問題個所から探していきます。
Fさんがおっしゃる通りアキレス腱はかなり硬直しています。
周辺の筋硬結を処理すると指で押しての痛みは取れてくれました。
しかしこの段階では足踏みでの痛みは残っています。
仰向けで膝倒しでの左右差をチェックしていきます。
両方ありましたが、右倒しは左アキレスと手掌、左倒しは右大腿外側と手掌で改善できました。
両方とも手掌が緊張していましたので、更に前腕・上腕と緩めておきます。
硬膜の歪みを調整して脳脊髄液の循環を促していきます。
前回気になった腎系・心系の問題は、この段階で取れてくれました。
立ってのカカト痛も
「さっきよりも良いです。」
もう少し追いかけていきます。
立位で疼痛誘発動作をかけていきます。
右の臀部・腰背部の深層筋で反応がありました。
立位のまま緩めていきます。
一通り緩めて再確認
「お~ 良いですねぇ。」
すこし注意事項を説明して時間をあけて再検査も
「大丈夫です。」
次回予約を入れて終了しました。
時間の経過等によって自然治癒しない症状の場合、循環調整だけでは改善に時間がかかってしまいます。
問題個所に的確な刺激を入れて身体の変化を導く必要があります。
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