階段の昇り降りで膝が痛い、変形性と言われているひざ痛の女性 1
2016/07/22
4月中旬に旅行へ行った後から両ひざが痛くなってしまったMさん(60代女性)
近くの病院へ通ってヒアルロン酸を注射したりしましたが、効果がありません(続きません)でした。
お医者様からは
「ひざの変形が強いので人工関節の手術をするか、このまま痛みを我慢して過ごすしかない」と言われています。
Mさんはどうしても手術を避けたいと、接骨院や鍼灸へも通いましたが改善しませんでした。
初回来室時の状態は
ひざの曲げ伸ばしで痛い、
階段を昇り降り(特に降りるとき)痛い、
歩いていても疲れると痛くなるそうで
両膝が痛いがどちらかと言うと左膝の痛みが強いそうです。
この他に右肩に五十肩のような挙上痛があります。
当室では変形性の関節痛と診断された方のひざ痛・股関節痛の改善例も多々あります。
多くの場合、骨格の歪みや周辺の筋肉の緊張・硬直などにより、正しく関節運動が出来なくなってるために痛みが出ているケースが良く見られます。
変形はその結果として現れているもので原因ではありません。
初回
動作検査で痛みを確認してから更に身体の歪み(左右差)をチェックしていきます。
特にMさんの場合O脚で膝のアライメントが狂ってしまっています
脳脊髄液の循環を調整してから関節の可動域を検査し改善していきます。
両足とも股関節の動きが悪くなっています。
「股関節もかなり以前から悪いんですよ」
「そうみたいですね。股関節が動くようになると膝も楽になるんですよ。」
TLで施術ポイントを探していくと臀部筋で反応しました。
しっかり臀部を緩めて再度股関節の動きをチェックすると可動範囲が大幅に広がっていました。
「なんでお尻を緩めると股関節が動くようになるんですか?」
「身体は繋がっていますからね~」
膝の屈曲はハムストリングで改善しました。
「ひざの曲がらないのは太ももで曲がるんですか?」
「検査をするとMさんの場合はそうみたいですね。皆さんそれぞれですよ。たまたまMさんの場合は腿の裏だったんですよ。」
最後膝の関節動作法で更に膝関節の動きを調整しておきます。
一度起き上がって確認です。
足踏み → 「ひざが軽いです~」
ステップ台への昇り降り10回 → 「この位なら大丈夫です」
立位からの膝の屈伸 → 「最後の方は痛みがありますが、しゃがめるようになりました」
手術をするしかないと云われている変形性の膝痛も改善の余地があります。
肩の挙上痛も大幅に軽減していました。身体のバランスを取るために2次的に痛みが出ていたようです。
セルフエクササイズは股関節の歪み取りとひざの関節包内矯正を指導しました。
「たくさん教わっても忘れちゃうんで、取りあえず家ではこれをやってみます。」
頑張りすぎないようにしましょうね。
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