1年前から痛い、ひざ痛の自営業男性 2
1年前からのひざ痛で来院のOさん(60代後半男性、自営業)
1年位前からの痛みで、病院で足底板などで治療を受けていたそうですが、痛みに改善は見られなかったそうです。
痛みのためか歩行時は右足が外旋気味で、引きずるように歩いています。
右足を庇う癖がついているようです。
来院時の状態は
歩くと痛い
膝を曲げると痛い
階段の昇り降りで痛い
重いものを持ち上げるとき踏ん張ると痛い
状態でした。
膝周辺には若干の圧痛がありました。
膝の他に右肩も可動制限・可動痛がありました。
2回目(10日後)
「歩いている時のひざ痛は内輪になった」と仰いますが、癖なのか足を引きずるように歩いてきました。
痛みは膝の内側の痛みは軽減し、膝小僧の下辺りに股関節屈曲時(膝を挙げた時)にあるそうです。
荷重時痛は大分内輪になったそうです。
朝の階段昇降の痛みも取れやすいそうです。
股関節屈曲時(膝を挙げた時)の痛みをチェックしていきます。
体幹の深層筋も関与していましたが、最も変化があったのは膝上の筋筋膜の癒着でした。
聞けば1年前に最初に膝が痛くなった時に、何度か水を抜いたりヒアルロン酸を入れたりしていたそうです。
水は溜まらなくなったそうですが、ひざ痛は改善しなかったため足底板治療を変えたそうです。
膝上の水を抜いて筋筋膜の癒着が起こるのかわかりませんが、動作法で癒着を取っていくと
「良いかもしれない、膝下の痛みが無くなる」
足踏みでの状態を確認しても
「そんなに気にならない」
施術台に仰向けになってもらいます。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
膝倒しも前回よりもスムーズに動きます。
残る渋さはやはりハムストの癒着でした。
セルフエクササイズをおさらいを兼ねてハムストの癒着を取っていくと
「ちょっと場所が違ったようだ。」
おさらいは大切ですね。
これで仰臥位での膝抱えも(股関節屈曲・膝屈曲)可動範囲が広がりました。
もう一度立って足踏みの検査です。
「痛みは内輪になって、膝も上がるようになったけど、チョット力が入らない感じ。」
右足を踏みしめるときに、力が入らないor踏ん張りが効かない、感じだそうです。
右足は少しO脚気味なので、下腿部の骨間膜を刺激してみます。
「うん、さっきより良いね」
更にさらし固定をすると
「だいぶしっかりした感じ」
歩く時のチェックポイントをおさらいして次回としました。
初回・2回目と2~3個のセルフエクササイズを覚えてもらいました。(1度に沢山は覚えきれませんので)
家でも実践することで、ひざ痛の軽減に役立ててもらいます。
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