床に手を着くと両手首が痛い会社員さん 2
紹介で来院のMさん(40代後半男性、会社員)
2~3年前から左右両方の手首痛に悩み、病院・カイロ・指圧などを試したが、なかなか改善しないようです。
最初は拇指の甲側付け根が痛かったそうですが、今は手首全体に痛みが広がってきたそうです。
来院時の状態は
手首を背屈すると手首が痛い、手を着くとより痛い
ドアノブを回す動作で痛い
重いものを持ち上げると痛い
状態です。
その他に腰かけた姿勢から立ち上がるときに尾骨付近に痛みがあるそうです。
2回目(1週間後)
右手の手首周辺痛はまずまず安定していました。手を着くと拇指背側に少し痛みがありました。
左手は空中での手首の背屈ストレッチは痛みが治まっていましたが、床に手を着くと痛みが残っていました。
立ち上がるときの尾骨の周辺痛は戻っていました。
まずは尾骨の周辺痛から。
前回の腹部深層筋では反応がありませんでした。起始部と停止部をチェックすると反応がありました。
仰向けでの足を伸ばしての腰の違和感も、腹部深層筋の中央では反応がなく、起始部停止部で反応がありました。
「セルフケアは上手く出来ているので、もう少し緩める範囲を広げてみましょう」
鳩尾とそけい部のポイントを緩めていくと、腰の違和感も取れてくれました。
膝倒しもスムーズになっていました。
硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促した後は、右手の拇指周辺のチェックをします。
前腕の主な筋では反応がありませんでしたが。拇指付近の手首のところで硬さを感じます。
このポイントを背屈時に滑るようにリリースしていくと、手首の背屈・床に手をついての痛みも取れてくれました。
次に左手。
右手と同じように筋肉以外の靭帯・骨膜も含めて検査していきます。
手首背側の支帯の動きが硬くなっていました。
こちらも動きを付けながらリリースすると、前回は取り切れなかった痛みも治まってくれました。
慢性的な症状なのでまだ何かあるかもしれませんので、経過を見ながら施術を継続していきます。
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