尾骨痛・両ひざオスグットのサッカー部の中学生 1
走ったりしていると尾骨周辺が痛くなると来院のH君(中1・サッカー部)
1週間くらい前から練習中に尾骨周辺が痛くなり、病院を受診しました異常が見当たりませんでした。
ネットで当室の尾骨痛の記事を見て来院されました。
来室時の状態は
長時間座ったり、立ったり座ったりの動作では痛みはない
走っていると尾骨周辺が痛くなる
数か月前から両ひざにオスグットによる痛みがある
状態でした。
尾骨痛については圧痛が確認出来ましたので、圧痛を指標に施術をしていきます。
両ひざのオスグットは屈曲痛とひざ下の圧痛がありました。
まず最初に尾骨痛について。
当初(電話相談時に)「尾骨の成長痛」を疑っていましたが、ヒアリングで
長時間の座位でも痛みが出ないこと、
尻もち等の打撲も記憶にないことから、
筋筋膜性の痛みと診立て、疼痛誘発動作をかけてみました。
一発目のハムストで反応がありました。
練習でハムストを意識した走りを指導されているそうです。
後でじっくり緩めていきます。
次にオスグット。
先ず圧痛から、下腿前面の筋膜の疼痛誘発動作で圧痛が消えることが確認できましたので、セルフケアを指導しながら筋膜リリースをかけていきます。
二つの症状とも当たりがついたので、本格的な施術に入ります。
脳脊髄液の循環調整をおこない全体的な筋緊張を取っていきます。
次にハムストの筋膜を剥がし、さらに筋ポンプしていきます。
これで非荷重時であれば、ひざの屈曲痛は取れてくれました。
一度起き上がって確認します。
尾骨周辺の圧痛は取れていました。
両ひざ痛はまだ少し残っているそうです。
立位からのひざ屈曲に対し、疼痛誘発動作をかけていきます。
腰背部深層筋・腹部深層筋・殿筋群で反応がありました。
それぞれセルケアを指導しながらリリースすると
「すごく軽くなりました!」
さらにきちんと施術者がリリースしておきます。
腰背部の筋は弱化しているようでしたので、少し刺激を入れて筋出力を上げておきます。
これで再検査です。
ひざ屈曲・ひざ下の圧痛 → ゼロ
尾骨周辺の圧痛 → ゼロ
走っていての尾骨痛は学校の練習で確認してもらいます。
ハムストのリリース・下腿部前面リリース・体幹の深層筋のリリースをおさらいして次回としました。
それまで電気治療的なものしか経験がなかったそうで、目の前で症状が改善していく見ていたご父兄はにも大変喜んで頂けました。
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