前屈みで痛い・靴下を履くのが痛い20代男性 1
腰が痛いと来室のHさん(20代男性・立ち仕事)
以前当室でオスグットが改善したお子さんのお兄さんです。
1週間位前から右腰部が痛くなり、1週間たっても改善しませんでした。
来室時の状態は
前かがみ又は下のものを持ち上げる動作で右腰が痛い、
靴下を履くのも痛い、
状態でした。
座位の検査では左の仙腸関節と右肩の外転の動き・首の左右の回旋が悪くなっていました。
仰向けでひざ倒しをすると、こちらも左右とも回旋の動きで制限・軽い痛みがありました。
先ずは脳脊髄液の循環を調整し身体の疲労を取っていきます。
ひざ倒しの痛みは無くなりましたが、可動制限・渋さが残ります。
ハムストと広背筋の剥がしで可動範囲は広がりましたが、まだ狭く渋い動きです。
リメディ療法で内臓を調整します。
これでようやく動きがスムーズさを取り戻してきました。
ここでうつ伏せになる前に一度立位で検査をしました。
「さっきよりも楽ですが、まだちょっと痛い…」
立位体前屈を指標に疼痛誘発動作で施術ポイントをさがします。
殿筋群で反応がありました。
うつ伏せでリリースしていきます。
もう一度確認です。
「かなり楽です」
もう一度疼痛誘発動作をしてみます。
「もっと楽です」
まだ反応があります。
殿筋群の筋肉と筋肉の境目を狙ってリリースしていきます。
「もう全然痛くないです」
疼痛誘発動作をしても反応が無くなりました。
立ち仕事なので殿筋群に負担がかかり、癒着が強かったのかもしれません。
今回も使用したリメディは持ち帰ってもらいます。
セルフエクササイズのおさらいをして次回としました。