腰を反らすと痛い・体前屈で痛いサッカー少年 2
腰を反らすと痛い・体前屈で痛いと来店のO君(小学生・サッカー)
最初は腰椎分離症を疑って病院で検査を受けましたが「骨には異状なし」で、当整体院へ来院されました。
特に痛いのは左腰で、来院時の状態は
ほとんど腰を反らせない
体前屈も痛みが出る
腰の右回旋でも痛みがある
状態でした。
2回目(10日後)
腰痛は治まっていたものの、右ひざ・脹脛に痛みが出ていました。
右ひざは屈曲痛で脹脛は圧痛です。
お母さん曰く「腰痛がとれて嬉しくって、頑張りすぎたみたい」とのこと。
疲労もあるようですし、前回リリースした腹部の深層筋の緊張が残って(再発して)いました。
最初に脹脛の圧痛から解除していきます。
かかと後面の癒着を剥がし、座骨結節周辺の筋筋膜を緩めると、だんだんと圧痛が取れていきました。
右ひざの屈曲痛は下肢外側の緊張が原因のようでした。
腓骨周辺から大腿外側・中殿筋を緩めると、非荷重時の屈曲痛は解除できました。
ここで一度立ち上がって、ひざの屈伸を検査します。
「まだちょっと痛い。」
重力がかかると痛みが残るようです。
疼痛誘発動作で問題個所を探していきます。
が
なかなかヒットしません。
少し視点を変えて、内臓をTL検査していきます。
右側と言うことなのか、ひざと肝経の問題なのか?
右の季肋部で反応がありました。
追検査で肝経の経絡をチェックしていくと、同様の反応が得られました。
内臓由来の問題のようです。
肝経の経穴を刺激していくと、立位からのひざ屈伸も痛みが取れてくれました。
もう少しお腹の状態をチェックしていきます。
腹直筋・腹部深層筋をリリースしておきます。
ここまででひざの屈曲痛・脹脛の圧痛は解除できました。
再発防止のためのセルフエクササイズをおさらいして、次回としました。
彼の場合、食生活などの問題から内臓疲労が起きやすく、結果的に筋骨格系の疲労につながりやすい傾向があるようです。
整体(セルフエクササイズ)で筋骨格系を整えるとともに、食事内容・食事のとり方などを工夫する必要があります。
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