「1週間で走れるようにしてほしい」疲労性腰痛の公務員さん 1
「1週間で走れるようにしてほしい」と来室のTさん(30代男性)。
Tさんは国民の生命財産を守る為に、日頃から厳しい訓練を積んでいる公務員さん。
数日前から腰が痛くなり
来室時には
前屈後屈で痛い、
走ったりジャンプすると痛い、腰痛になってしまいました。
1週間後には職場の体力測定もあるので、それまでには走れるようにしてほしいそうです。
先ずは身体の疲労を取ることから始めます。
脳脊髄液の循環を調整し、更に全身の血行を促進していきます。
Tさんは感受性が高いようで、
施術の説明をする前から「身体がポカポカする」「血行が良くなっていくようだ」と
的確な感想をおっしゃってくれました。
体液の循環を高めた後は慢性化した筋肉の緊張や関節の可動制限を解除していきます。
Tさんは感受性が高いようなので操体法で身体を緩めていきます。
足首反らし・カカト伸ばし・ひざ倒しをしていくうちに、腰背部はドンドン緩み可動域の左右差も取れてきました。
仰向けの施術が終わったところで前屈後屈を確かめます。
「前屈はだいぶいいんですが、後に反らすとここら辺で痛みが」
今度はうつ伏せでカエル足を行い
股関節・そけい部付近の緊張を解いていきます。
ついでにKポジションで肩甲骨周りを緩めて再確認です。
「後ろ反らしも大分動けるようになりました。」
セルフエクササイズをおさらいして次回としました。
2回目(3日後)
「7割位取れた感じです。」
痛みと言うよりもハリ・違和感くらいになっていました。
後屈をするとまだ怖いような痛いような感じが残るそうです。
今回も体液の循環を調整し疲労を取っていきます。
次に操体法の足首反らし・カカト伸ばし・ひざ倒しを丁寧に行っていきます。
前回も初めてとは思えない位上手に動いていましたが、今回も誘導にしたがってドンドン改善させていきます。
前回大腰筋が弛みにくいようでしたので、今回は大腰筋のMET(マッスルエナジーテクニック)を行っていきます。
これで後ろ反らしも「これなら問題ありません」と改善しました。
前屈・後屈、室内ですがジャンプをしても
「これなら大丈夫です。」
3日後の試験に間に合ったようです。
Tさんの職場は日頃から激しい訓練を積まなくてはならないので、日常的に肉体疲労が溜まる職務です。
毎日の疲労を自分でとれるように身体のケア方法を身に付け、職務にまい進していただきたいと思います。
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