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シーバー病(カカトの成長痛)又は足底筋膜炎と言わた野球部の小学生 1

   

ブログのシーバー病の記事を見て来院のD君は野球部の小学生(6年生)

 

3カ月くらい前から走ると右カカトが痛くなり、病院ではシーバー病(カカトの成長痛)と診断されました。

酷い時は普通に歩いても痛くなるそうです。

練習をしばらく休むと痛みは軽くなり、練習を再開すると痛みが再発するそうです。

別の病院でも見てもらいましたが、そちらでは足底筋膜炎と言われたそうです。

どちらでも無理な運動は控えて、痛い時はシップを貼るように指導されたそうです。

 

初回来院時の状態は

普通に歩いていてもカカトに違和感がある

ジャンプをすると着地時に痛みがある

痛みの出る場所は圧痛もある

状態でした。

 

初回

右カカトに圧痛はありましたが腫れなどはなかったので、筋膜のラインを辿って圧痛が軽減するポイントを探していきます。

D君の場合は下腿部の脛骨よりのところに緊張があり、その緊張を緩めると大幅に圧痛は軽減しました。(ゼロにはなりませんでしたが)

ひとまずカカトの問題ではないとの診立てに従って施術を進めていきます。

 

ここ10日位は練習を休んでいるそうですが、骨盤・脊柱の弾力性は失われ、肩の外転も制限がありました。

疲れが取れていない身体です。

脳脊髄液の循環を高めるために、硬膜の歪みを取っていきます。

骨盤・脊柱の弾力が少し出来てきました。

今度はうつ伏せで筋膜をポンプしてさらに循環を高めていきます。

 

循環を高める操法がひと段落した状態で、カカトの圧痛はほぼ取れていました。

1度立ってみます。

足踏み程度では痛み・違和感は出なくなりましたが、ジャンプをするとまだ痛みが残るそうです。

最初を10とすると5くらい。

 

立位のまま疼痛誘発動作をかけていきます。

内もも・腹部深層筋・上腹部で反応がありました。

「どこが一番楽?」

「内もも」

でしたので、座位で緩めていきます。

ジャンプの再確認。 10⇒2~3位

次に楽だった上腹部を緩めて

10⇒1~2位

もう一度疼痛誘発動作で検査していきます。

今度は腹部深層筋では反応がなくなっていました。

殿筋群・ハムスト・背部の深層筋...

アキレスでジャンプ痛が取れてくれました。

D君のカカト痛はカカトの問題ではなかったようです。

 

施術によりほぼ痛みが取れましたが、これからは何故これらの原因筋が緊張し通常のケアでは緩みにくくなっていたのか、経過を診ながら再発防止を図っていきます。

 

痛みが軽減してからが本当の改善へのスタートとなります。

しっかりとサポートしていきます。

 

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 - かかと痛, 踵の成長痛