歩行時・運転時に踵が引き攣れて痛い 1 痛みはどこから?
かかとが痛いと来室ののGさんは40代の会社員、日頃は車で活動することが多いそうです。
3か月ほど前から車の運転中や歩行時に右かかと外側が痛み始めたそうです。
病院ではレントゲンでは異常なし、「炎症が起きているんでしょう」と言われ、湿布を処方されました。
日によって痛い・軽いはありますが3カ月位症状が続いているので、ネットで見て来室されました。
初回来室時の症状は右かかと外側が
歩いている時は大丈夫
腰かけてアクセルを踏むように足首を伸ばすと攣れる痛み
外踝下からかかと外側に圧痛
がありました。
施術
まず圧痛を組織復元法で改善していきましたが、復元法を行っている時は軽減しますが、手技を終えるとまた痛みが出ます。
踵の問題ではないと見立て施術を組み立てていきます。
最初に基本の体液の循環を促す施術を行い、更に筋ポンブで循環を促していきます。
この時点で圧痛は10⇒6、少し楽になりました。
次に体幹の深層筋をチェックしていきます。
右の腹部の深層筋は強い圧痛があります。筋ポンプやカウンターストレインでもなかなか緩んでくれません。
筋膜のつながりを辿っていくとこの腹部の深層筋は脛骨の内側の筋で緩むようです。試しにこの筋をとらえたまま踵の外側の圧痛を触っていも痛みが軽減しています。
内踝から脛骨の内側を膝まで、しっかりと緩めていきます。
これでかかと外側の圧痛は 10⇒3まで軽減してくれました。
腹部の深層筋も3割くらい残るようなので、さらに筋膜のつながりを辿っていきます。
今度は股関節周辺筋で圧痛が軽減しました。
「確かに車の運転が長くなるとそのあたりが張るんです」
これで腹部の圧痛もかかと外側の圧痛も10⇒0か1.
アクセル操作のように足首を底屈しても、引き攣れは起きませんでした。
Gさんの痛みは股関節周辺・腹部の深層筋から来ていたようです。
かかと周辺に湿布を貼っても痛みは取れないはずです。
念のために、1週間後に予約を入れて終了としました。
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