前十字靭帯再建・半月板損傷後のひざの屈曲痛 2
HPを見て来室されたUさん(50代女性・デスクワーク)。
10数年前に左ひざの前十字靭帯を断裂し再建手術をしています。また半月板も損傷しているそうです。
前十字靭帯再建手術後はリハビリの結果、正座ができるまでに回復しました。その後は正座などはすることなく過ごしていて数年前から正座は痛く出て出来なくなってしまいました。
お医者様は「ひざの関節が狭くなっている」との診断です。
特に治療はなかったそうです。
初回来室時の状態は、左ひざを90度位曲げると痛みがあります。また階段を降りる時も膝が痛く一段一段降りているそうです。
2~5回目(週2回のペース)
まず最初のワンクールで膝屈曲時の可動痛と階段昇降時の痛みの軽減を目指します。
身体の循環力を高める操法で全身の緊張を緩め、疲労を取っていきます。
3回目にいらしたときは骨盤・脊柱の弾力も取り戻し、肩の外転も180度まで広がった状態を維持できるようになっていました。
また朝起きた直後の階段を降りる時の痛みも大分内輪になって、正面を向いて交互に足を踏み下ろせるようになったそうです。
この時点で膝は120度位まで曲がるようになっていました。
さらに膝屈曲の可動範囲を広げる施術に入っていきます。
まずは疼痛誘発動作で施術ポイントを探していきます。ここでは可動域を広げるというよりは可動痛を取ることを目指しました。
腹部の深層筋・大腿四頭筋・ハムストリングを緩めると
「この位しか曲がらないけど、痛くはない。」
痛みが取れたところで関節動作法で可動範囲を広げていきます。最初はソフトに筋肉の関節動作法で徐々に...
あまり無理をしないで、セルフエクササイズでもできるように少しずつ可動範囲を広げていきます。
先ほど他動運動で120度位の屈曲角度が135度位までは曲がるようになっています。
姿見や角度の測れる定規で目でも確かめてもらいます。
5回目の時は施術前の検査でも135度位まで曲がるようになっていましたので、セルフエクササイズも上手になってきたようです。
痛み自体はだいぶ軽減してきたので、施術間隔を週1回のサイクルにして目標の正座目指して継続していくとこにしました。
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