歩くと痛い・階段昇降で痛い半月板損傷と言われたひざ痛 2
2016/10/08
「歩くと痛い・階段昇降で膝が痛い」とMさん(30代男性)
2~3年前から深く膝を曲げると痛みがあったそうですが、数か月前から歩行時にも膝が痛くなり、病院でMRIの結果「半月板損傷」との診断でリハビリを受けていたそうです。
リハビリは主に大腿部の筋トレだったそうですが、膝の痛みに変化がないためHPを見て来室されました。
来室時の症状は
歩くと痛い(両ひざ痛いが特に左が痛い)
膝の曲げ伸ばしで痛い
左ひざの内側には圧痛がある
状態でした。
2回目(4日後)
膝の内側の圧痛は痛みの範囲が狭まり、ピンポイントになっていました。
長時間座っていて立つときは、痛みは残りますがセルフエクササイズで軽減出来ているようです。
長く歩いての痛み・膝の曲げ伸ばしは、あまり変化を感じられなかったそうです。
(駐車場から当室までの歩行では痛みはないそうです。)
エクササイズを行えば痛みは軽減するが、緩んだ状態を保てないようです。
施術前の検査では
骨盤の左側の動きが悪く(右は動くようになっています)
脊柱は比較的弾力があり
肩の外転は左右とも170度位まで上がりました。
施術は硬膜調整から始めました。脳脊髄液の循環が改善した後は四肢の筋ポンプで体液の循環を促していきます。
ここで膝の屈曲伸展を確認してみます。
痛みは出ますが、前回終了時よりも可動範囲は広がっています。
「思ったより動きましたね。」
「確実に身体は変化していますよ。」
下肢の関節の可動域を指標に、循環改善だけでは緩まなかった筋を調整していきます。
骨盤股関節の動きは腹部の深層筋が影響していました。このポイントは前回も調整しているのに今回も緊張しています。
直接この筋が問題ではなく、他からのつながりで緊張していると考え関連するポイントを探していきます。
何箇所か探していると横隔膜で腹部が緩むのがわかりました。
試しに横隔膜を緩めた状態で膝を曲げると
「さっきよりも楽に曲がる」
立ち上がると
「痛くない!」
実際に横隔膜を緩めていきます。セルフエクササイズでも横隔膜のストレッチをやってみます。
施術後
膝の内側の圧痛は消失し、椅子からの立ち上がり、足踏み、ステップ台での昇り降りでは痛みは再現されませんでした。
また4日後の予約を入れて終了しました。
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