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前十字靭帯再建・半月板損傷後のひざの屈曲痛 1

   

HPを見て来室されたUさん(50代女性・デスクワーク)。

10数年前に左ひざの前十字靭帯を断裂し再建手術をしています。また半月板も損傷しているそうです。

前十字靭帯再建手術後はリハビリの結果、正座ができるまでに回復しました。その後は正座などはすることなく過ごしていて数年前から正座は痛く出て出来なくなってしまいました。

お医者様は「ひざの関節が狭くなっている」との診断です。

 

初回来室時の状態は、左ひざを90度位曲げると痛みがあります。また階段を降りる時も膝が痛く一段一段降りているそうです。

初回

骨盤・脊柱の弾力、肩の外転も動きが制限されています。疲労がたまっている状態なので脳脊髄液の循環を調整し、回復力を上げていきます。

更に筋肉のポンプで循環をあげておきます。

この段階で骨盤・脊柱の弾力が少し出てきて、肩の外転は耳まで付くようになりました。

膝周りは軽めに調整していきます。

膝蓋骨(膝のお皿)が固まっているので動きを出し、大腿部の緊張を緩めておきます。

最後はハムストリングの癒着を取りながら膝の動作法を行い、可動範囲を広げておきます。

今回は深追いせずにここまで、今後の見通しなどを説明し次回としました。

 

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 - 前十字靭帯再建手術後, 半月板損傷