「こんなところも関係あるんです」 オスグットのバスケ部中学生 1
左ひざの痛みで来室のバスケ部の中学生R君。
1年位前に一度痛みが出て整形で「オスグット」と診断されたそうです。その時は一時痛みが治まったそうですが、今年の8月頃にひざ痛が再発してしまいました。
来室時は
ひざ下に圧痛がある
ひざを曲げると痛い(非荷重時はある程度曲がるが、荷重時は90度くらいで痛み)
状態でした。
オスグットの子に最初に体感してもらう、ひざ下の圧痛の解除から始めます。
R君に確認しながら組織復元法で圧痛を解除していきます。
2~3分で
「さっきよりも楽です」
完全に取り切れませんでしたが、軽減を実感できるくらいには改善してくれました。
改善の可能性を感じてもらえたところで、全体的な身体の歪みを取っていきます。
脳脊髄液の循環を調整し疲労を取り、膝倒しで確認しながら腰背部の緊張を取っていきます。
R君の場合、下肢からくる問題と肩甲帯からくる問題で腰部の動きが落ちていました。
歪みが取れたところで膝の問題をチェックしていきます。
ひざの屈曲は、非荷重時には150度位曲がるので、ひざの問題ではないと判断し、疼痛誘発動作をかけて原因個所を探していきます。
足関節・下腿部・臀部などで非荷重時のひざの屈曲痛は取れてくれました。
今度は立位からのひざの屈曲を確認します。
「まだ痛いです。」
たしかに立位からの屈曲はあまり変化が見られません。
再度立位で疼痛誘発動作をかけていきます。
アキレス・内側クロスポイント付近で大幅に痛みが軽減します。立ったまま緩めていきます。
「だいぶ良いです」
見ているとまだ少し庇っているようです。
過去の経験から上肢のポイントを施術してみます。
「軽いです!」
付き添いのお母さんも、腕の施術でひざ痛が軽くなるのはちょっとびっくりのようでした。
立位からの屈伸・正座も出来るようになりましたので初回はこれで終了。
セルフエクササイズをおさらいして次回としました。
当室ではオスグットの子が、初回でもしゃがめたり正座が出来たりすることは珍しい事ではありません。
しっかりと原因を探し出せれば、個人差はあるものの、改善は実感できます。
またオスグット施術に関しては10年以上の経験があるので、今回のようにイレギュラーな上肢の問題も見つけることが出来ました。
もしあなた(もしくはお子さん)が、オスグットで練習を休んで復帰のめどが立たずに困っているのであれば、一度当室へご相談ください。
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