足底筋膜炎の痛みが再発してしまったサッカー部の中学生 1
2017/12/18
数年前よりお付き合いのあるクライアントさんの息子さんです。
練習の後などに左足裏が痛くなるそうです。
最初は小学生の頃で、病院で湿布&インソールでの治療を受けたそうです。
その時は痛みが取れて練習復帰できましたが、今年の夏ごろより痛みが再発してしまったそうです。
病院での湿布やインソールでの治療に疑問もあり、当室へ相談されたそうです。
左足裏痛の他、両足首に捻挫の既往症があるそうです。
来室時の症状は
左内果下方に圧痛
足首の内反・外反時に同所に痛み
ジャンプの着地時に痛み
がありました。
痛みの場所や経緯から捻挫の後遺症(有痛性外脛骨のような)も視野に細かく検査していきます。
内反外反時痛は関節動作法で軽減します。圧痛も筋膜のつながりで軽減します。
捻挫の後遺症による症状と思われましたが、1カ月位練習は休んでいるそうですが、身体の疲労は取れていないようです。
座位の検査では骨盤の硬化・左右肩外転の可動制限が目立ちます。
最初にセルフエクササイズの頸椎の調整による、全身の循環の改善をやっていきます。
数分間のエクササイズで骨盤に弾力が戻り、肩の外転制限も解除できました。
エクササイズの方法をお母さんがメモしていました。(是非ご家族で行ってみてくださいね)
改めて脳脊髄液の循環を上げておいてから、残る可動制限や圧痛を取っていきます。
腹部の深層筋が働いていないようでしたので、少し負荷をかけての動作法で刺激を入れていきます。
これで一度確認です。
外反時痛・ジャンプの着地痛は取れていました。
内反時痛・圧痛は軽減していましたが少し残っていました。
疼痛誘発動作をかけると内反時痛は内転筋、圧痛は脛骨内側からきていることが判りました。
もう一度緩めていきます。
再度確認。
内反時痛も圧痛もほぼ取れました。
来室時の疲労もありましたので今回は深追いせず次回へ。
次回の目安をお話しして終了しました。
息子さんの症状の変化にご両親も「改善の目途がついた」と喜んでいただけました。
追記
お母さんの話では、彼は部活に復活し、サッカーの練習に頑張っていると喜んでおられました。
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