長く座っていると痛くて、成長痛と言われた尾骨痛の小学生女児 2
2022/01/07
授業中など長く座っていると臀部が痛くなるKさん(小6・女児)
夏休み明けごろから、授業で座っていると臀部が痛くなり、病院で診てもらったところ「(尾骨の)成長痛」と診断されました。
「半年から1年くらいで自然と痛みが取れますから」と言われ、湿布を処方されたそうです。
湿布は張ってもあまり軽減せず、運動会の練習などで床や地面に座った所為か痛みが強くなりました。
骨盤調整などをする治療院や接骨院なども行きましたが、症状は変わらなかったそうです。
ネットで当室の記事を見て来院されました。
来院時の状態は
臀部が痛くなる(重い痛み?鈍痛?)ため30分以上は座っていられない
立ったり座ったりするときピリッと痛む
そうです。
2回目(10日後)
「日によって痛いときはあるようですが、以前よりは痛みが減っているようです。」
前よりも痛いと言わなくなったそうです。
良かったです。
施術前の確認でも、立ったり座ったりでの痛みは再現されませんでした。
まだ午後の授業などで授業終盤に痛みが出ることがあるそうです。
最初に座位での尾骨の関節動作法で動作時の歪みを取っていきます。
来店時から痛みはありませんでしたが、軽く立てるようになったそうです。
次に脳脊髄液の循環を調整して疲労を取っていきます。
左右のひざ倒しがスムーズになりました。
前回よりも可動範囲は広がっていますが、ひざを抱える(股関節屈曲で)と少し痛みが残ります。
Kさんにお腹に手を当ててもらい、その上から腹部の調整を行います。
今回は腹直筋が気になりましたので、頭部第二調律点を使って緩めていきます。
これでひざ抱えでの尾骨周辺の痛みは取れてくれました。
次に良い姿勢を維持できるようにインナーマッスルのトレーニング(腹部腰背部の深層筋を使えるよう)にしていきます。
まず腹部の深層筋。
付き添いのお母さんも一緒にやっています。
「見た目は楽そうに見えますが、やると結構きついですね。」
次にうつ伏せで俗称「平泳ぎ」を。
これは説明しながらお母さんに手伝ってもらいながら。
ここで覚えて家でもやってもらいます。
これでひざ抱えも立ったり座ったりも、先程よりも
「すごく軽い」
状態になってくれました。
長時間の座位での尾骨痛は、また週明けに学校などで確認しながら施術を進めていきます。
症状が安定するまでもう少しですね。
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