病院では「骨には異常がない」と言われたが、半年も続くひざ痛 2
半年くらい前から膝が痛いと来室のFさん(40代男性・会社員)
お子さんとサッカーをしてから痛くなったそうです。
湿布を貼ったりしていましたが痛みが治まらず、
整形外科でも「骨には異常なし」と云われ、湿布を処方されました
当然のことながら、痛みは改善されませんでした。
初回来室時の症状は
椅子に座るくらいは大丈夫だが、深くしゃがむ(お風呂の椅子など)と痛い、
立て膝のようにひざを抱えると痛い、
テニスの時右膝を内へ絞ると痛い、
痛みはひざの外側の腓骨頭周辺で圧痛もありました。
最初にひざ周辺を触診していきます。
左膝と比較しながらチェックしていくと、右の腓骨頭は外に張りだしているように感じます。
続けてチェックをしていると外踝も開いているようです。
2回目(10日後)
Fさんの仕事の都合で少し間が空いてしまいましたが、
「疲れてくるとひざの動きが少し悪くなりましたが、痛みは出ませんでした。」
腓骨頭辺りの圧痛は再発していませんでした。
下腿部の開きの戻りが気になっていましたが、まずまず安定していたようです。
今回も最初に脳脊髄液の循環を調整して自然治癒力=体力を上げていきます。
更に筋肉をポンプして全身の循環を高めておきます。
この時点で深く膝を曲げても痛み・引っ掛かり感はなくなっていました。
残っていたのは膝を打ちへ絞る動き(テニスの素振りで)でひざ内側に引き攣れ感、もう少し追いかけてみましょう。
下肢の関節可動域をチェックしていくと、右股関節の動きはロックしていました。
このロックは循環を高めるだけでは取れませんでしたので、問題個所をTLで探していきます。
TLではうまく反応を取れなかったので、実際に痛みの出る動作を行い疼痛誘発動作をかけてみます。
これは腸骨筋で反応が取れましたので、しっかりと腸骨筋を緩めていきます。
「お~ 痛くないです!」
最後にもう一度循環を高めてから終了としました。
腹部の深層筋の影響で下肢の問題が出ることは結構あります。
今回のように膝痛や足底筋膜の痛みなどでも腹部で改善することは珍しくありません。
身体はいろいろなところが関連しあっているんですね。
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