走ると痛い、曲げると痛いオスグットの中1サッカー部 1
東毛地区から来院のR君(中1・サッカー部)
昨年9月頃から右ひざが痛くなり、地元の接骨院へ通院していたそうですが、最近は左ひざも痛くなってしまいました。
お母さんが当整体院のHPをみて来院されました。
来院時の状態は
右も痛いが、今はどちらかと言うと左ひざが痛い
歩いていても少し痛い
通学で自転車を漕いで痛い
しゃがもうとすると痛い
ひざ下に圧痛がある
状態でした。
少し遠く(東毛)からの来院ですので、セルフエクササイズを覚えてもらいながら施術を進めます。
まずオスグットは適切に施術すればその場で痛みが改善することをわかってもらうために、膝下の圧痛の処理から始めます。
以前は組織復元法を行うことが多かったですが、最近は新しく見つけた脛骨外側のポイントを使ってひざ下の圧痛を解除していきます。
まず左ひざをやってみます。
ポイントを探してヒットしたところでリリースをかけます。
「さっきよりも痛くないです。」
右膝はお母さんに手伝ってもらって。
「今はそれほど痛くない」
これにはお母さんの方がびっくり。
オスグットは決してストレッチや安静だけが治療法でないことを理解してもらいました。
ここからが本格的に整体の始まりです。
脳脊髄液の循環を高める操法を行った後に残った膝倒しの渋さは、アキレス腱のリリースで解除できました。
この時点で仰向け姿勢のまま膝を抱えると、既にかなり深く膝が曲げられます。
少し残る左の渋さ(股関節屈曲)は腹部の深層筋で楽になります。
左右とも膝を抱えても(非荷重時は)痛みが無くなったので、正座をしてみます。
正坐は大丈夫、膝の痛みはありません。
今度は立ち上がった姿勢からしゃがんでみます。
「まだ痛いです」
最初の検査時の角度とあまり変わりません。
重力の影響を受けているところを探します。
まず最初に腰背部筋。
これで先ほどよりも深く曲がります。
カエル足で殿筋から腰背部にかけてリリースしていきます。
次にヒットしたのは、アキレス腱。
まだまだアキレス腱の緊張が取り切れないようです。
筋膜の繋がりを使って緩めていきます。
アキレス腱が緩むとしゃがんでも膝の痛みは出なくなりました。
R君がしゃがむ姿を見てお母さんも
「すごい!しゃがめた!」
と喜んでいただけました。
セルフエクササイズのおさらいをしながら、今後の注意事項を説明していきます。
しゃがんでの痛み・ジャンプしての痛みもなくなって、すぐにでも練習・試合に復帰したいR君でしたが、すこし手綱を締めて終了。
大丈夫!オスグットのひざ痛ももうすぐとれるから!
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