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歩くのも痛い、カカト痛のサッカー少年 2

   

足を着くだけでもカカトが痛い小3のサッカー少年K君。

 

来院時も足を引きずるように歩いてこられました。

 

痛みは始めたのは1年位前で、病院では「カカト周辺の骨膜の炎症」と言われています。

最近までは痛みにも波があったようで、痛みが強くなったり軽くなったりしていたそうです。

 

しかし最近では痛みが強くなり、歩行時に足を着くだけでも痛がるようになってしまいました。

 

来院時の状態は

左足カカトの内側と後面に圧痛

足踏みをしても左足を着くと強い痛みがある

状態です。

 

検査をしてみると脊柱はまだ弾力がありますが、骨盤は弾力が失われ硬直していました。

肩の外転も可動制限がありました。

 

2回目(1週間後)

来院時は足を庇うでもなく歩いています。

見事な回復力です。

しかし話を聞いて、もっとびっくり!

 

前回の施術後、翌日に試合に出て試合後に少し痛がったがセルフエクササイズで痛みを解除。

火曜日の体育でシャトルランなどをしても痛みなし。

家でも「痛い」とは言わなくなったそうです。

 

驚くべき回復力です。

 

施術前の検査でも

圧痛は再発していませんでした。

足踏みでも痛みはありませんでした。

ジャンプの時、踏切り時に軽い痛みがありました。

 

可動性の検査をしていきます。

骨盤は左の硬直が残りますが、前回よりも改善。

肩の外転も180度は上がります。

 

やっぱりお子さんの回復力は凄い!

我々大人ではこうはいきません。

 

まず最初に痛みだけ取っちゃいましょう。

疼痛誘発動作をかけていくと、左の殿筋群で反応がありました。

うつ伏せで筋膜の繋がりを使って殿筋を緩めていきます。

一度起き上がってジャンプを試してもらいます。

「もう痛くない!」

 

次に左の殿筋が硬直してしまう原因を探していきます。

まず右の殿筋をチェックすると案の定、上手く使えていません。

 

古武術由来の運動法で右殿筋の筋出力を上げていきます。

動き自体は簡単な動きを数回繰り返すだけですが、殿筋の動きが出てきます。

 

セルフエクササイズのレクチャーが先行しましたが、整体もしっかり施していきます。

硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。

 

前回大きく反応したアキレスや内側クロスポイントも、まだ少し反応がありました。

 

今回もしっかり取っておきます。

 

最後にもう一度ジャンプを試してみて

「大丈夫」

カカトの圧痛も

「痛くない」

 

セルフエクササイズと練習復帰の仕方を説明して次回としました。

 

大体は4~5回くらいはかかる踵の成長痛(シーバー病)ですが、今回のK君の回復力は、長年整体をしていても記憶にないくらいの素晴らしい回復力でした。

 

無理せず練習復帰して段々とギアアップしてください。

 

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 - 踵の成長痛