朝の起き掛け、動き始めに足底が痛い主婦の方 1
HPの問い合わせフォームから相談いただいたHさん(40代、主婦・パート)
2週間くらい前から朝起きがけや、座っていて歩き始めに左足底が痛くなってしまったそうです。
痛い所は左足の上足底(指の付け根付近)です。
その他にお辞儀をすると痛い腰痛(右)がありました。
検査
骨盤・脊柱・肩の動きは緊張していました。
だいぶ疲れが溜まっているようです。
最初に疼痛誘発動作をかけてみると、お辞儀での腰痛は体幹の深層筋、上足底の痛みは開帳足の改善で痛みが軽減することが判りました。
施術は、
どうして体幹の深層筋がうまく機能しなくなっているのか?
どうして開帳足になってしまっているのか?
を探りながら全身を整えていくことになります。
仰向けで足を伸ばすと腰が痛いので、膝立の状態で腹部深層筋を緩めるセルフエクササイズから始めます。
10回くらい腰の捻転を行うと足が伸ばせるようになりました。
この辺りの深層筋の硬直又は弛緩による機能不全が、腰痛や足底の痛みの元々の原因と思われます。
足を伸ばして仰向けになれたので、ブロックを使って硬膜の歪みを調整し脳脊髄液の循環を促していきます。
体液循環の調整後に残る膝倒しの渋さは、さらに腹部の深層筋を緩めて取っていきます。
お腹は硬めなので筋膜の繋がりや反射点への施術などで、刺激が強すぎないように気を付けました。
立ち仕事が多いそうで、下腿部も張りが顕著でしたのでしっかりリリースしていきます。
開帳気味の上足底は固定をしてアーチを保護します。
これで一度立ち上がります。
「まだ痛い」
痛みが残ります。
立位で疼痛誘発動作をかけるとやはり体幹の深層筋で
「痛くない」
と改善します。今度は立位のまま緩めていきます。
寝た姿勢で緩めた筋筋膜も、姿勢の変化で緊張度合いが変わります。
これで足踏みでの痛みも緩解してくれました。
お辞儀をしての腰痛も改善していたので、初回の施術は終了。
セルフエクササイズのおさらいをして次回としました。
最近はブログで施術例を紹介することも増えたので、足底・カカト・ひざ痛などのクライアントさんが増えました。
これらの症状はこれまで湿布や電気治療・マッサージなどの対処療法が中心でしたが、少しずつ当院の筋膜へのアプローチも選択肢の一つになってきたようです。
ありがたいことです。
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