肩が抜けるような野球肩・膝に違和感の高崎市の野球少年 １
肩が抜けるような野球肩・膝に違和感があると野球少年のＫ君（高崎市・中学生）。
去年から膝は痛かったそうです。
最近は少し治まってきているそうですが、ひざの調子は日によって波があるそうです。
痛みがあったりなかったり、左膝が痛かったり右膝が痛かったりだそうです。
グランドを走るのは大丈夫ですが、アスファルトの上を走ると痛くなることが多いそうです。
肩は1カ月位の症状で、投球の後に抜けるように痛いそうです。
病院では「骨には異常がないので肩の炎症でしょう」と言われ、揉み解し的な治療を受けているそうですが、改善は思わしくないそうです。
確認動作としては腕を180℃挙上していると肩が抜けるような違和感があるそうです。
右肩甲骨内側に圧痛が有りました。
施術
左骨盤と脊柱の上部、右肩外転の可動制限（120度位）がありました。
右肩屈曲は可動自体は問題ありませんでした。
ひざは来店時は正座も出来ました。
膝倒しで身体のねじれを確認していきます。
左倒しはまずまずでしたが、右倒しで左腰背部にツッパリがありました。
初回の今回はこの身体のねじれの調整から始めました。
疼痛誘発動作をかけてねじれの原因筋（筋膜）を探していきます。
下腿部の内側で反応がありました。
筋膜の癒着が起きているようです。
癒着を剥がす寄りにリリースすると腰背部の引き攣れは半減しました。
残りは腋下のリリースで解除できました。
次に膝の屈曲の調整、痛みはありませんでしたが右よりも左は屈曲しずらい状態です。
こちらも疼痛誘発動作で調べていきます。
アキレス腱・大腿部後面の癒着で改善しますが、最も変化したのは腹部の深層筋でした。
筋トレ・体幹トレなどの影響もあるかもしれません。
右肩は水平外転しての内旋で可動制限がありましたので、エナジーマッスルＴで制限を解除しておきました。
ここで一度確認してみます。
膝は
「すごく軽いです」
右肩外転は先ほどよりも可動範囲は広がりました（150度位）が、もう少し追いかけてみます。
疼痛誘発動作で反応のあった手掌や前腕で少しずつ可動範囲は広がりますが、今一つ。
一番反応のあったのは胸筋・肋間で反応がありました。
手技・整体体操でのセルフエクササイズを入れながら胸部を緩めると
「腕が軽いです、抜けるような違和感もありません。」
と改善してくれました。
ボールを投げての確認は取れませんので、深追いせずに次回としました。
ストレッチのやり方などの質問をするなど、改善に前向きに取り組むＫ君、全力でサポートします。
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