メンテナンスのクライアントさん、手術後の足底筋膜炎の痛み 2
毎月定期的にメンテナンスに来院されるFさん(50代男性・公務員)
昨秋に心臓のカテーテル手術を受けて、術後の経過は安定していて、現在は空手の稽古も始めているそうです。
しかし、手術後に右足に足底筋膜炎のような痛みが出るようになってしまいました。
(当初は左足の足底筋膜炎が主訴でした。)
右足底のカカトの内側には圧痛があり、歩くと違和感・起床時の歩き初めは痛みがあるそうです。
前回の施術で右足底痛は軽減していましたが、痛みが再発するようなら早めに診せてください、と言ってありましたが、概ね経過は良好だったようです。
1カ月後のメンテナンス施術です。
起床直後・空手の稽古時も右足底の痛みはなくなりましたが、カカト内側の圧痛が残っていました。
前回の痛みが改善した脛骨内側・大腿内側のセルフケアで痛みは軽減しますが、しばらくすると圧痛が戻るそうです。
もう少し深い原因がありそうですね。
試しにさらに筋膜のラインを辿っていくと、鳩尾・胸郭付近まで反応がありました。
施術の組み立てを考えて、まず最初は基本の脳脊髄液の循環調整から。
今回は手術直後の前回よりも反応がいいです。両足挙上も軽く挙がります。
大腿外側の筋膜をリリースして膝倒しの左右差を取った後は、内臓反射点をチェックしていきます。
心系と腎系で反応がありました。
上腹部を緩めてから胸骨の挙上を行いました。
右足底の痛みは時間が経ってから再検査してみます。
肩の外転の動きが少し渋さが残るので、前腕・手掌を調整して改善していきます。
もう一度膝倒しをチェックして左右差の戻りがないことを確認してから、右足底の圧痛をチェックします。
「おっ いいですねぇ。」
胸骨挙上のセルフエクササイズをおさらいして次回としました。
負担が少ないと言われている心臓カテーテル手術ですが、身体に負担がないわけではありません。セルフエクササイズでしっかりケアしてください。
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