組み立て作業が忙しく手首が痛い・腰が痛い 1
現役時代から時折来室されるTさん(50代・会社員)
元プロスポーツ選手で、引退後は大手企業の自転車部門で仕事をされています。
前回腰痛でお見えになってから3年ぶりくらいです。
春先は自転車部門は繁忙期だそうで、組み立て・修理と大忙しだったそうです。
その所為か腰痛の再発・右手首痛が出てしまいました。
病院では「腱鞘炎」と言われています。
全身的な検査をしていくと
骨盤・脊柱の硬化、肩の外転制限がありました。
膝倒しでも左捻転で右腰に痛みが出ました。
最初に硬膜の調整をして脳脊髄液の循環を促していきます。
右腰の痛みは軽減してくれましたが、まだ違和感が残ります。
この違和感の原因を探していきます。
まず下肢から、大腿部・下腿部...アキレス腱周辺で少し変化があります。
次に上肢、肩甲骨、まず肩甲骨で大幅に違和感が軽減できました。
残る違和感も前腕、手掌で取れてくれました。
上肢の疲労が腰部にまで影響していました。
次に右手首の痛み、痛みが出る動作(小指側に曲げる)を、すると親指と手首の間に痛みが出ます。
疼痛誘発動作で痛みの原因筋を探してきます。
最少は胸部・肩甲帯周辺...胸部で症状の軽減が見られます。
後は筋膜のつながりを辿って原因筋をリリースしていきます。
特に前腕部・母指球で痛みが軽減しました。
最後は関節動作法で手首の尺屈の動作を修正しておきます。
セルフケアのおさらいをして次回としました。
手首痛(腱鞘炎)は手・腕のオーバーユースによることが多い症状です。
なかなか安静にしていられないので痛みが再発しやすい症状ですが、セルフエクササイズや手首を絞めるなどの手首ケアで、痛みは軽減できますのでしっかりとケアしてあげてください。
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