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足底筋膜炎と言われたランナーのOLさん 1

   

先日ののマラソン大会後からカカトが痛いRさん(30代・さん)

 

病院では「足底筋膜炎」と診断され、会社近くの接骨院で連日電気治療&マッサージを受けていますが、なかなか痛みは改善しないそうです。

 

通勤時はスニーカーで少しは我慢できるそうですが、業務中はパンプスでかなり痛いそうです。

痛い所は左足のカカト部分で少し内側だそうです。

指で押すよりも足踏みをする方が痛いそうです。

知人の紹介で当室の事を知り、HP症例報告を読み込んで来院されました。

初回

最初に踵の圧痛から解除していきます。

痛い踵に原因がないことが多いので、筋膜のつながりを辿って硬直・硬結を探していきます。

 

脛骨内側部の内果のすぐ上から脛骨の中ほどまでが強く緊張していました。

ヌルっとした硬結を取り、滑走性を上げていきます。

アキレス腱付近の脂肪体も硬くなっています。足関節の動きをつけながら緊張を緩めていきます。

下腿部の処理が終わると、指で押しての圧痛はほぼ解消していました。

 

 

圧痛が軽減したところで脳脊髄液の循環を調整し、身体の疲労を取っていきます。

時間の経過とともに、治療を受けながらも症状が改善してこないのは、自然治癒力が落ちているからかもしれません。

当室では一つの大きな指標として脳脊髄液の循環が落ちていることが、自然治癒力が落ちていることと考えています。

循環調整が終わると、下肢の関節の可動域も改善していきます。少し残るところは古典調整で可動域を広げておきます。

 

これで一度立ち上がってもらいます。

「まだ痛いですねぇ。」

この時点で痛みが残るのは織り込み済みです。

 

いくつかの体幹の深層筋を疼痛誘発動作でチェックしていきます。

まずは腹部の深層筋で反応がありました。

刺激していると足踏みをしても痛くありません。(腹部の深層筋は緊張のためか圧痛があります)

立位のままリリースしていきます。

 

もう一度確認です。

「少し気になりますが、さっきより全然いい。スニーカーで歩いている時くらい」

もう少し追いかけます。

 

殿筋周辺をチェックします。

腰背部の深層筋でも反応があります。ランナーの方は腰方形筋が疲労していることが多いですね。

「そこ押されるとすごく痛いですけど、カカトはすごい楽です。」

横臥位でしっかり筋肉にコンタクトしてリリースしていきます。

「すごい楽になりました。」

足底の痛みは施術やセルフケアで改善しますが。良い状態が安定するまで数回(2・3週間)くらいかかること、痛みの部分だけでなく全身の疲労を抜かなくていけないこと、筋肉の回復にはたんぱく質を多めに採ることなどを説明し、次回としました。

 

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